量産に息づく当社のこだわりHOME > 量産に息づく当社のこだわり概要鍛造は、古代6000年前に編み出されたと言われる人類には、欠かせないモノづくりの製法です。しかし、その技術は奥深く、いまだに新たな発見・気づきがあります。当社では常識をくつがえすような画期的なアイデアを開発、または量産に適用し、様々な製品を供給させて頂いてまいりました。ここでは、その技術の一端をご紹介します。 ●背圧鍛造技術※画像をクリックすると拡大します。 鍛造は、通常、一方向(主に上から下への動き)からの加圧で成形します。しかし製品によっては左写真(2)のように、ピンの伸びが一定になりません。そこで、背圧をかけると、左写真(1)のように、一工程で伸びを均一に保てるようになりました。 一般的に、背圧荷重は、成形荷重の3~4割必要と考えられていましたが、実際には、わずか1~2%程度の加圧で十分という結果を導き、量産適用可能となりました。●複合鍛造技術※画像をクリックすると拡大します。異種金属の同時複合鍛造は、当社では1960年代から手掛けている技術です。以前は2種類の製品のより強い結合が主な目的でしたが、現在では、全体的には軽量化を保ち、一部だけ強度を保つために強い金属を使ったり、一部だけ特性を変えるため、別の材質にするといった多様な要望も増えています。 当社では、金属同士だけではなく、樹脂やゴムといった非金属の材質においても、複合・融合鍛造を実施しています。●難加工材鍛造技術※画像をクリックすると拡大します。チタン、ステンレス材の鍛造品も試作開発を推進しています。 用途・機能に応じて、新素材のご提案もさせて頂けます。 また、アルミニウム合金、マグネシウム合金におきましても、従来にない新機能を盛り込んだ 新素材開発が盛んになっています。 当社においても、新素材の開発から鍛造まで、ご協力させて頂いております。●多連ケース製作技術インパクト製法では、ケースを単体ではなく、2個以上つなげた形状でも、1工程で製作することが可能です。当社では、このインパクト成形の特長を活かし、最大6個の一体型ケースを生産した実績がございます。